個人賠償責任保険の支払事例

個人賠償責任保険は、過失(不注意)によって損害賠償義務を負ったときに適用できる保険です。
しかし損害賠償と言われても、一体どのくらいの支払いになるのか、またどんな時に保険が適用できるのか、イメージできないという人もいるのではないでしょうか。

今回は個人賠償責任保険が適用されるケースや、具体的な損害賠償の事例などをご紹介します。

個人賠償責任保険は、「過失(不注意)で起きたトラブルに対する保険」です。

事故を起こした加害者の損害賠償費用を補償するのが主な内容となっています。

個人賠償責任保険が適用できる事例には、以下のようなものがあります。

  • 自転車で他人にけがをさせてしまった
  • 子どもが友達と遊んでいて他人にけがをさせてしまった
  • 子どもが遊んでいて窓ガラスを割ってしまった
  • 買い物中に誤って商品を壊してしまった
  • ペットの散歩中、ペットが噛みついて他人にけがをさせてしまった
  • ゴルフ中に、ボールが他人にぶつかりけがをさせてしまった

具体的な損害賠償の事例と金額

自転車での衝突事故

自転車に乗っていた男子小学生が歩行中の女性と衝突した事例です。

被害者の女性は頭蓋骨骨折などの傷害を負い、意識が戻らない状態となりました。

加害者側に命じられた賠償額は、9,521万円です。

給湯管から水漏れして階下の戸室の天井にシミ

10階建てマンションの6階にお住まいS様のところにマンションの管理会社から電話がかかってきました。
S様の下の階の戸室の浴室天井に水漏れと思われるシミができていて、原因を調査しているとのことでした。
調べてみたところ、S様の戸室の浴室の給湯管からの水漏れが原因ということがわかりました。

損害賠償額198,240円

ゴルフにて失明させてしまった

Aさんが放ったショットが、Bさんの眼に当たり失明させる事故が発生。過失相殺が認められたものの、AさんはBさんに対し3500万円の賠償金を支払うことになったそうです。

こどもが駐車場に停まっている車に傷を付けてしまった

キャッチボールをしていて停まっている車にぶつけてしまい修理費10万円の支払い

こどもが買い物中に高価なガラス製品を壊してしまった

棚に陳列してあった商品を落としてしまい、弁償義務が生じる場合などが該当します。
高価なガラス製品約3万円弁償しました。

これら事例を見ているだけでも
いつ自分が、自分の子供が行ってしまうかを考えるをゾッとしてしまいます。
月々数百円で加入できますのでまだ入られていないお客様は一度考えてみるべきだと思います。

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